誰一人取り残さない「事業構想×テクノロジー×デザイン」を強みとし、社会課題を解決する事業を生みだし未来へ繋ぐクリエイティブカンパニーの株式会社137(東京都港区、代表取締役社長:黒田千佳)は、2024年11月1日、新たに執行役員CTOとして藤原士朗(株式会社ソニックガーデン 代表取締役副社長)をお迎えしたことをお知らせいたします。
これにより、既存教育/校務DXサービス「COCOO」(コクー)の開発体制の強化と共に、新たな知財の申請から更なる価値を生み出す教育ソリューションの開発を通し、日本のEdTech業界における新たな社会的・経済的価値創発へと成長を加速してまいります。
<藤原士朗氏よりコメント>
このたび、株式会社137にてChief Technology Officer (CTO)を拝命しました。未来の子どもたちが、今よりもさらに心豊かな環境で成長できるよう、教育環境のDXを推進したいという強い想いから137に参画いたしました。これまでの新規事業開発や組織運営の経験を活かし、社会課題の解決に資する事業を創出・育成してまいります。
<藤原士朗氏 プロフィール>
大手SIer入社後、2009年に社内ベンチャー『SonicGarden』に参画し、2011年にMBO(経営陣買収)を行い、株式会社ソニックガーデンを設立、代表取締役副社長(COO)に就任。さらに2015年にはケアコラボ株式会社を創業し、代表取締役に就任。2024年からは株式会社137に参画し、同年11月に執行役員CTOに就任。
2011年3月に発生した東日本大震災。紙のカルテや多くの母子手帳が津波によって流されました。医療関係者だけでなく、災害弱者である妊産婦さんやお母さん自身も、自分と赤ちゃんの医療・健康情報へのアクセスが困難でした。
日本には、妊婦から出産、育児の過程を記録する母子健康手帳があります。「母子の健康記録」と、お母さんと医療関係者をつなぐ「コミュニケーションツール」の役目があります。途上国では、このような「お母さんの手元に自分と赤ちゃんの健康医療記録を残し、お母さんと医療関係者とが必要な時にいつでも見ることができる仕組み」は普及していません。
自然災害と被害は増加しています。ともすれば災害時には後回しにされてしまう妊産婦や子ども達を一人でも多く救いたい、そんな思いから私たちの活動は始まりました。
Save the
Babyは、東日本大震災の教訓をいかし、途上国の通信環境で普段から使い、災害に備える新たなモバイルヘルスアプリを提供します。自分自身の医療記録を安全に保管し、かつ、安全にアクセスすることができるシステムは、医療機関やヘルスケア情報にアクセスできなかった途上国の女性や妊産婦さんにとって、より質の高いヘルスケアサービスの提供できる仕組みへと可能性が広がります。
「すべての女性と子どもが健康で幸せに暮らせる世界を作りたい」
それが私たちSave the Babyの願いです。
https://www.137.co.jp/activities/savethebaby/