活動報告

AI音声感情解析技術を活用したボイスジャーナリングシステム「ことこと」が

「ICT×早期介入助成2023年度」(休眠預金等活用事業)に採択 2024年3月27日

    弊社は、一般財団法人リープ共創基金が主催する「ICT×早期介入助成2023年度(休眠預金等活用事業)」において、「AI音声感情解析×ボイスジャーナリングによる自己認識及び健康観察管理システム  ことこと」が採択されました。

 

    本システム 「AI ボイスジャーナリング ことこと」は、児童生徒の主観的幸福感(ウェルビーイング)を向上を目指し、自分らしく生きるために必要な自己認識(メタ認知や感情理解)を深めるAI技術を活用して児童生徒の感情変化や元気度を早期に把握し、適切な支援につなげるICTエコシステムの構築を目指します。
本事業は、「誰一人取り残さない より良い学びの未来づくり」という理念のもと、児童生徒の主観的幸福度の向上を支援し、私たちは今後も子どもたちの健やかな成長を願い、革新的な技術と新たな価値を創出するサービス開発に尽力してまいります。

横浜市(金沢区)との市民協働事業。実装テストを実施

横浜市金沢区との市民協働事業として、区内43保育園を対象とした実装テストを実施しました(2014年11月~2015年3月末)。

実証実験の結果

43保育園への一斉情報の発信は1分以内に完了、音声ガイダンスによる回答も10分以内に完了。また回答に至らなかった施設についてシステム上で把握でき、情報が確実に伝わったかを確認することができました。この結果を踏まえ、本システムは必要な情報を迅速かつ確実に伝達することについて目的を達成していると高い評価を得ています。

 

横浜市市民恊働事業での活用事例

20153月に開催された「国連世界防災会議」(仙台)に参加しました。世界銀行ハッカソン枠トークセッションに参加させて頂きました。

Save the Baby

 2011年3月に発生した東日本大震災。紙のカルテや多くの母子手帳が津波によって流されました。医療関係者だけでなく、災害弱者である妊産婦さんやお母さん自身も、自分と赤ちゃんの医療・健康情報へのアクセスが困難でした。


 日本には、妊婦から出産、育児の過程を記録する母子健康手帳があります。「母子の健康記録」と、お母さんと医療関係者をつなぐ「コミュニケーションツール」の役目があります。途上国では、このような「お母さんの手元に自分と赤ちゃんの健康医療記録を残し、お母さんと医療関係者とが必要な時にいつでも見ることができる仕組み」は普及していません。

 

 自然災害と被害は増加しています。ともすれば災害時には後回しにされてしまう妊産婦や子ども達を一人でも多く救いたい、そんな思いから私たちの活動は始まりました。

 

 Save the Babyは、東日本大震災の教訓をいかし、途上国の通信環境で普段から使い、災害に備える新たなモバイルヘルスアプリを提供します。自分自身の医療記録を安全に保管し、かつ、安全にアクセスすることができるシステムは、医療機関やヘルスケア情報にアクセスできなかった途上国の女性や妊産婦さんにとって、より質の高いヘルスケアサービスの提供できる仕組みへと可能性が広がります。

 


「すべての女性と子どもが健康で幸せに暮らせる世界を作りたい」
それが私たちSave the Babyの願いです。

https://www.137.co.jp/activities/savethebaby/